【聴取感想】ラジオドラマ「赤ヘル1975」【RCCラジオ(中国放送)】

ふと、radikoプレミアムで番組を探していると。
ラジオドラマを見つけました。
タイトルは「第12回日本放送文化大賞 準グランプリ受賞作品 RCCラジオドラマ『赤ヘル1975』」。
(FBCラジオ(福井放送)での放送をタイムフリーで聴取しました)

http://radiko.jp/share/?t=20170108153000&sid=FBC
↑radikoタイムフリー聴取可能な方は2017年1月15日(日)まで聴けると思います。

その感想を、聴きながら書いてみます。

【以下、話の内容に触れています。知りたくない方は読まないでくださいね。】










1975年の広島が舞台。広島東洋カープが「赤ヘル」になった年。原爆投下から30年。
原爆や空襲の記憶が強く残る、広島の人たち。
東京から引っ越してきた転校生、中1の主人公マナブが、地元の同級生ヤスに言われた言葉。
「余所者にはわからん。」
それは自分が20年位前、原爆資料館を訪れた時にも感じた空気。
広島の人にしか、わからないことが、確かにある。

カープの躍進と、プロ野球史上記憶に残る、ファンの暴動…初めて知ることも多く。
そしてまた別の土地に引っ越すことが決まった主人公。
引っ越しで全国を転々とする転校生の、心の葛藤が、ものすごく伝わってきて。
初優勝がかかる試合を同級生のヤス、ユキオと見に行く主人公マナブ。
当時のRCCラジオの実況も織り交ぜて、伝わるものすごい臨場感。
山本浩二、衣笠祥雄。自分も子供の頃に活躍していた選手の名前も出てきて。

顔が見えなくても、ラジオだからこそ伝わること、あるよなぁ。

そして苦節26年、カープの初優勝が決まった瞬間。古葉監督の胴上げ。
騒音で、歓声で。そして実況て。ほんと伝わってくる。
「山本浩二が泣いています」の実況に、思わず自分ももらい泣き。
ここからカープの躍進が始まるんだなぁ。

博多に引っ越す日に、カープの優勝パレード。
マナブの自宅に誘いに来た同級生の男子ヤス、ユキオ。
紙吹雪を届けにきた女子マリコの「広島のこと忘れんといて」という言葉が、切ないね。
パレードでの「ツレのことは忘れんで!」という言葉。再会を誓って。
自分が小学生の時、転校して行った子のことを、思い出しちゃった。

自分には、広島で暮らしている、きょうだいがいます。
広島に出張で行くことも、あります。
その度に学校で習った「広島」をイメージすることは、あります。
でも、このラジオドラマで垣間見た、広島の1975年。
ものすごく伝わってきました。

以上、聴取実況感想でした。
はじめは聴いてるだけでしたが、そのうち書かずにはいられなくなって。
感想としてまとめました。

ラジオドラマってイイですよね。
毎週聴いてる番組も、特別番組も。見かけたら、必ず聴いてる気がします。
自分で作ることに憧れてた時期もありましたけど。なかなか仲間集めるって難しい。
自分の周りでは、そういう人には巡り会えないし。新たに探して、仲良くなって、「ラジオドラマやろうか」って…道のり長そうで(笑)

その辺の想いは、またこのブログの何処かに、いつか書こうと思います。

お付き合いありがとうございました。
ではまた^^

P.S. その日のラジオ/radikoを聴取した感想も、こんな感じで書いていこうと思います。
よろしくお願いしますね。

P.S.2 放送終了後に流れたFBCラジオ向けの「松井咲子 呼吸するクラシック」のCMを聴き。
この番組も最近出会った「聴きたい番組」です。またこのブログで紹介しますね^^